空きスペースを最大限利用する立体駐車場

駐車効率を高める

立体駐車場のメリット

time 2023/05/06

立体駐車場のメリット

まず皆様に馴染みの深い「平面駐車場」は、平面の土地に一台ずつ駐車スペースが区切られている、最も一般的なタイプです。アスファルトやコンクリートで舗装されているもの、砂利が敷き詰められているもの、地面がそのままむき出しになっているものなどがあります。それに対し、「立体駐車場」とは、狭い土地でも有効活用出来るよう多層構造にし、駐車スペースを確保したものです。立体駐車場の中でも駐車スペースまで自分で運転していく自走式と、車の出し入れを自動で行う機械式があります。

自走式とは、利用者自らが所定の車室まで運転し、駐車するタイプです。平面駐車場をスロープで何段か重ねたような構造で、特別なメンテナンスなどを必要としないため、機械式よりも日々のコストを抑えることができます。機械式とは、昇降機やパレットを用いて車を収納するタイプです。運営のために機械設備を用意する必要があり、メンテナンスなど運営コストも高めになりますが、スロープが必要ないため狭い土地でも利回りを上げやすくなります。

さらに、防犯性能がより高いというメリットもあります。大型商業施設などは多くの人が集まりますが、駐車場は基本的に無人です。しかし、機械式であれば車は一般の人の手が届かない場所に収納されるため、安心して利用できます。日差しや雨風などのダメージを軽減したり、狭い土地でも台数を確保できることなど、立体駐車場ならではのメリットがたくさんあることがわかります。

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