空きスペースを最大限利用する立体駐車場

駐車効率を高める

いろいろな種類の立体駐車場

time 2023/05/18

いろいろな種類の立体駐車場

デパートやマンションなどの多くの人が集まったり、また住んだりしている施設の場合には、移動の利便性を確保するために自動車のための駐車場がそれなりの台数分だけ必要となってきます。デパートやマンションのような施設は高層化されていることが多いといえますが、それも敷地を立体的に活用することによって床面積をできるだけ多く確保するための工夫といえます。したがって駐車場も本体の施設にあわせて、敷地を立体的に活用できる構造にしておくことで、駐車台数をより多く確保することが求められています。このようなニーズにあわせて設計されたものが立体駐車場です。

立体駐車場は平面駐車場と比べると土地の本来の面積以上に駐車台数を確保することができ、コストパフォーマンスにすぐれた構造といえます。もっともひとくちに立体駐車場とはいっても、その内容としてはさまざまな種類があり、施設の立地特性にあわせて選択するのがよいでしょう。立体駐車場のなかでも自走式駐車場といわれるものは、運転者がみずから運転して駐車スペースまで自動車を移動させることができるものをいいます。これにはビルと一体になって地下や屋上につくられたものもありますし、反対にプレハブ構造などの独立した建築物ではあるものの、スロープによって上階まで自動車が自走できるようにしたものなどがあります。

ほかにも機械式駐車場といって、自動車はいったんパレットに乗せ、そのパレットを上階まで機械の力で移動させるタイプのものもあります、

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